不動産投資 失敗の応用編
駅に近く、便利な場所や、住宅地として歴史のある場所に建設されるのも、中規模や小規模マンションの長所となる。
中規模、小規模マンションの大きな魅力となるのが、アットホームな住み心地だ。
50戸程度のマンションであれば、どんな人が住んでいるのかわかっており、まとまりあるコミュニティが形成されやすい。
いわば、「気心の知れた人間が住んでいる」状況で、管理の話し合いや大規模修繕、建て替えも行いやすいのだ。
その一方で、中規模、小規模マンションの短所は、共用施設や共用サービスが少ないこと。
また、建物の修繕を行うときに、1戸当たりの負担が大きくなってしまう欠点もある。
鉄筋コンクリート造りのマンションでも、5年ごとに鉄部のペンキを塗り替えたり、10年ごとの外壁補修など、メンテナンスを行わなければならない。
メンテナンスで行われる補修工事の費用は各戸で負担。
毎月の修繕積立金や、一時金でまかなわれるが、規模の小さなマンションでは、その負担が大規模より大きくなるケースが多い。
そして、各戸の負担が大きいために、十分な補修が行われないというゆゆしき事態も起きる。
それも、中規模、小規模のマンションの欠点として覚えておきたい。
参考までに記すと、マンションの規模が100戸以下になると、一戸当たりの負担が大きくなる。
スケールーデメリットが生じるとされている。
前述したとおり、200戸以上になると、スケールメリットがある。
それらの中間である100戸〜200戸のマンションであればメリットもデメリットもないが、200戸に近づけば近づくほどメリットが多くなる、といったところである。
タウンハウスとテラスハウスはどこが違うのか2階建ての一軒家を横につなげた長屋のような形式。
それがタウンハウス、テラスハウスといわれる。
タウンハウスとテラスハウスは、単に呼び方が違うだけ、と思われがちだが、両者には明確な、そして極めて重要な違いがある。
その違いは、土地の所有形態にある。
所有形態とは、平たく言えば、「敷地は誰のものか」が異なるわけだ。
タウンハウスの場合、所有形態はマンションと同じ。
土地は、区分所有者(つまり、各住戸を購入した持ち主)の共有となり、専有面積の比率に応じた持ち分を有することになる。
つまり、敷地に対して住戸の広さから割り出した所有権があるが、個人の意向で敷地の一部を勝手に使用することはできない。
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